安全・安心を第一としています。 
  ペット介護士・ペット看護士・動物救命士・ペットアドバイザー
  ペットセラピスト資格取得者が対応しています。

ペットと一緒の旅行は素敵な思い出に!

しないで! 危険・車中放置!

緊急事態が解除され、各観光地には多くのお客様が移動している現状。ペットも一緒に行動している方も多くいらっしゃる事でしょう! しかしながら、今年この季節は朝夕の温度差が激しい上に、日中はかなりの温度に上昇しています。
その中で、観光地では同行出来ない事情もわかりますが、ペットも人と同じ命を持っています。 今一度、車中に置いておく事に再度検討して頂ければと考えます。

●犬を車内に置いていくのは合法?
ペット大国である日本には、ペットを守るために法律もちゃんと存在しています。
動物愛護法には「健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束することにより衰弱させること、・・・(中略)・・・その他の虐待を行った者は、100万円以下の罰金に処する」(動物愛護法44条2項)という内容の記載があります。
もし警察がこのような行為を発見した場合、動物虐待により処罰される可能性もあります。
もちろん国によって法律が異なるため、旅行などに行かれる際は注意しましょう。

 ●犬を車内に置いていくのってそもそも平気なの?
犬を車内に置いていくときに一番気にしなければいけないのは外の気温とどのくらい長い間置いていくかです。
ある研究によると、たとえ車の窓を開けておいたとしても、車内の温度はものの数分で急激に変化するとされています。
例えば、
・外環21℃で車内は10分で31℃、30分で40℃に到達します。
・外環32℃で車内は10分で45℃、30分で53℃に到達します。

車内が暑くなればなるほど、犬は呼吸がしづらくなります。
適切な換気機能なしでは、熱い空気しか吸えず熱射病に陥ってしまいます。
寒い日に外で遊ぶのが好きなわんちゃんでも、車内の寒さには敏感です。
10℃くらいの気温でも低体温症になってしまう危険があるのです。

⭕️どうしても車内で置いて行かなければならない時の注意点

もし愛犬と二人で車でお出かけして、万が一、車内に置いていかなければいけない時は、下記の点に注意しましょう。
・気温が極端に高い、もしくは低い場合は車内に放置するのは厳禁です。
・犬の年齢を考えて車内の気温に適応できるか判断しましょう。
・日陰に車を停めましょう。
・車内のエアコンをつけたままにしましょう。
・ボウルにいれたお水を置いておきましょう。
・10分以内に車に戻ってきましょう。可能なら外からも犬から目を離さないようにしましょう。

一番は、費用が掛かってもペットホテルや一時預かりの施設並びに個人施設を利用して、双方安心して笑顔の旅を楽しんでください!

ものを言えない小さな家族は、我が子同然です。飼い主様は親である! 動物と言う事で、片付けないで欲しい!

2021/11/5